症状
階段を上る時だけ膝が痛む。時々、膝の痛みは出るものの数日で自然と治っていたが、今回はなかなか痛みが引かないとのことのでした。
状態
大腿の裏にある大腿二頭筋の拘縮
大腿の前面にある大腿直筋の拘縮
脛骨(すねの骨)の外旋
膝蓋骨(膝のお皿)の下垂
膝の関節の拘縮は軽度だったので、週に2回、合計5回くらいの通院が必要であるとご説明し、納得して頂いた上で施術にかかりました。
初回
膝の症状であっても骨盤の歪みの改善は必須ですので、骨盤矯正から施術をスタートしました。
筋肉の拘縮はかなり強めだったため、筋膜リリース時に痛みを感じた様でしたが、リリースが進むにつれてどんどん軽くなってくると喜ばれていました。
膝関節の外旋と膝蓋骨の矯正し、階段を上っていただいたところ、さっきまでは3段目で痛みが出たのが、10段くらいまでは痛いが出ないとのことでした。
2回目
前回の施術後痛みが出にくくなっていたものの、今日あたりからまた痛みを感じるようになってきたとのことでした。
施術内容は前回と同様に行ったところ、痛みが出ることなく階段を上りきれるようになりましたが、芯の方に違和感が残るとのことでした。
3回目
膝の捻り具合で痛みが出ることはあるものの、かなり楽になってきているとのことでした。
前回終了時に膝の奥に違和感があったため、今までの施術に加えて十字靭帯に対してアプローチしたところ、奥の違和感もなくなったと喜ばれていました。
4回目
痛みはほとんど改善されているとのことでしたので、前回までと同様の施術の他、再発防止を目的として、足首の調整も行い終了となりました。
その後
ご本人の希望により月に1度のペースで再発防止のためのメンテナンス施術に通って下さっています。