症状
長年、膝の痛みに苦しんでおり、月に2回の頻度で膝の水を抜いている。
少しでも楽になればとの思いから来院を決意されたとのことでした。

状態
膝の痛みの場合、膝だけを矯正しても効果は長く続かず、足首や股関節、骨盤の矯正も合わせて行う必要があります。
お客さまの関節はとても硬く、膝は真っ直ぐに伸ばすことができず、足首だけでなく足の指までカチカチの状態でした。
加えて臀部から下肢の筋肉もカチカチでした。

通常であれば施術前に通院回数と通院頻度を提示するのですが、あらゆる箇所がカチカチであったため、通院回数などが想定不可能でした。
そこで、どのくらいで改善するとは明言できませんが、関節や筋肉の硬さが解消されればそれなりの改善は見込めること、月に2回くらいの頻度(お客さまのご希望)でじっくりと改善させていきましょう、とご提案しご理解をいただけました。

初回〜2ヶ月
膝周りのカチカチになっている筋肉の筋膜リリース、膝の関節包の弛緩、膝関節の矯正、足首から指先までの関節の矯正を毎回行いました。
施術当初は明確な改善は見られませんでしたが、2ヶ月たつ頃には、歩行時の膝の痛みが和らいできたとこのとでした。

3ヶ月〜4ヶ月
施術内容に大きな変更はなく、筋肉の筋膜リリース、周辺組織の癒着の解除、関節の矯正を丹念に続けました。
この頃から、膝に水が溜まる頻度が減ってきて、立位の時に膝に体重をかけても痛みを感じなくなってきたようです。

5ヶ月〜6ヶ月
膝に水が溜まることがなくなり、整形外科で診察してもらっても、水は溜まってないとの診断だったそうです。
膝の痛みはかなり軽減し、とっても膝が軽いです!と喜んで下さいました。

その後
改善した膝の状態を維持するため、月に2回のメンテナンス通院を続けて下さっています。
無理をした後に大腿の裏やふくらはぎが張ってしまうことはあるようですが、膝にトラブルが出ることはほとんどなく、水がたまらなくなったと喜んでおられます。